2009年1月12日(月)
成人式の日
東京ドームホテルで資格の大原主催の税理士試験合格祝賀会がありました
行ってきましたよ~
同期合格のたかちゃんが一緒に行ってくれるというので、一人の心細さを感じることなく安心して会場に向かえました
覚えてる限りの祝賀会体験記をポソっと
まず、当日の話をする前に、
官報合格の発表があってから数日たっても、いっこうに大原から何の通知も来ない話から
なにがなんでも、というわけではないけれど、
一生に一度のことだから、せっかくなら出たい
という気持ちがあったので、大原に問合せをしてみる
それが12月21日(日)の昼間のこと
じん「あの・・・今年官報合格したのですが、祝賀会の案内とかどうなんでしょうか?」
受付「おめでとうございます。えーっとお名前のほうよろしいですか?」
じん「○○○○です」
受付「ハイ、少々お待ちください」
~保留音~
・・・・・
~保留音~
・・・・・
長っ!!
そしたら・・・
受付「大変お待たせしました。申し訳ございませんどうやらもれてしまっていた様で至急案内を送付させていただきます。」
アハハハハ・・・・(^◇^;)
オヨビでない?
ま、そんなことは気にせず送付をお願いする
その欲日、速達の赤い判子が押された封筒が届く
中には案内と、返信用のハガキが
受付処理の都合上24日(水)までにご返送ください
“ハイ、あと二日ですが、すぐに出します”
ま、その後は何の音沙汰も無く、当日は手ぶらで行けばよいのか?
という疑問も抱きつつも、本当に何の準備もせずに向かうことに
とりあえず、正装なんだろうな、ということでスーツ着用にて
当日は12:00開宴 11:40までに受付をすませるようにとのことなので
11:00頃たかちゃんとロビーで待ち合わせ
ちょっとした時間のズレがあったものの11:10頃にはロビーで合流
20m間隔(もしかすると10m、いや5mだったかも・・・)で案内矢印→のプラカードを持った大原関係者がいる
クロークでコートやら手荷物を預け、とにかく迷うことなく受付へ
行きかう関係者からは、ずっと「おめでとうございます」の連発
挨拶が「おめでとうございます」、まるで「いらっしゃいませ」のように
大原関係者の仕事の熱意ぶりに敬服しました
受付で名前を言うと
「今回、写真撮影とアンケートにご協力いただけますか?」と聞かれる
たかちゃんとアンケートを書く部屋に行こうとすると・・・
突如、たかちゃんのほうに
大原関係者「スイマセン、○○様、取材の件なんですが・・・」
と、たかちゃんを引きとめ、どこかに連れて行こうとしている
アレ?
なんとなく、急に遠い存在になってしまうたかちゃん
“オイオイ、早速独りになっちまうのかい?( ̄Д ̄;;”
たかちゃんも突然のアポに 鳩が豆鉄砲食らったような ハテナ顔
(事前に連絡はあったようだが、心構えが曖昧だったらしい)
しょうがない、無視したように先に行ってしまうのもなんなので
「先に行ってるよー」と軽く言って先に行く
B4大の大きな紙をもらい、別室へ入る
そこで、登録番号と名前を記載し、裏面のアンケートに答える
ま、大原のことについて何が良かったか、とか、思うことをちょこっと書く
そして写真撮影
自分で自分の名前を書いた紙を正面にぶら下げて
「笑顔で」と言われ、緊張しひきつった笑顔をパシャリ
今までの人生で、この時ほど
笑顔の練習をしておけばよかった、と思ったことは無い気がする
写真が終わり、次の案内に誘われて控え室へ
とにかく廊下を歩いて顔を合わす関係者からは
「おめでとうございます」 「こちらへどうぞ」の連発で
自分で歩いているようで、歩いていない感じ
勝手に前に進むオートスロープのような感覚で控え室へ入る
結婚式などで座るような白い豪華な椅子が並んでいて、幾人もの合格者と講師が歓談している
とりあえず、たかちゃんが来るまで独りで椅子に座って待つ
人見知りの自分は自分から話しかけるということは、なかなか難しい
タイミングや状況、選り好みをしてしまうため全く会話なく
大勢いるのに、ポツンと独り・・・・
通学のように知り合いがいるわけでもなく、面識ある講師がいるわけでもなく
通信生の一番イタイ部分が浮き彫りになる状態
はっきり言って居心地が悪い、居場所が無い
たかちゃん早く来てくれ~、と内心では神頼み状態
自分がアクティブでないのが悪いのだが、なんとなく憂鬱な隙間時間
大原関係者がすべて接待係りとなり、水が入ったコップを次から次へと渡し回っている
そして、ようやくたかちゃんが、ごった返す控え室に入ってきた
が・・・・
なぜか、もうすでに疲労困憊
ん?どうした?
決して汗だくには見えないが、既に一試合やってきたかのような疲れ具合
詳細は自身のブログで報告済みのようなのでコチラへ
あえて裏ネタをばらすなら
クロークで手荷物を預けるときの引換え番号チップみたいなものを、預ける手荷物の中に入れて預けてしまった、チャーミングなたかちゃんの話を聞いたとき
内心すごく面白かった
とまあ最初から、招待されているのに一向にくつろげない緊張感に包まれる中
ようやく、開宴の時間が
複数列に並び、入場待ち
入場行進なんて何年ぶりか?
そう、こんな感じは大学の入学式以来の緊張感かもしれない
見ず知らずの大勢の中、想像もつかない大広間に入る
扉の向こうには、まずウーロン茶の入ったコップを渡され、ステージ中央までの花道を、沢山の大原講師陣が作っている
流れのままステージ壇上へ登り、学園長の挨拶と乾杯、記念撮影へと進む
そして、立食の宴会へと突入
各円卓は、各校の科目毎や通信教育といった分類分けで、各々該当する講師がその円卓に居て、乾杯や対話が始まっていく
しかし、この円卓がなんとも小さい・・・
通信のテーブルには10数名の人数がワサワサ集まってきたものの
最初に乗り遅れた自分たちは一歩下がって円卓を囲むことに
さらにその通信のテーブルでの乾杯にも乗り遅れ
後ろの水道橋校・法人税法科の空いているコップとビールで乾杯
完全に出遅れた二人・・・
たかちゃんと二人して、最初は食事に徹する
しかし、やっぱりココは東京ドームホテル
ビュッフェスタイルの立食パーティの食事はかなりウマイ
メニューは?と聞かれても答えられないが
とにかくなんともゴージャスな感じ
ローストビーフが最大の記憶
(実は、それ以外は手をつける暇がなかったのが事実)
飲む、食う、喋る どれもバランスを欠いてはいけない
そして懸命に接待に働く大原講師陣
万歳三唱隊や生ビールつぎ隊などなど、大いに宴会を盛り上げてくれている
下手すると講師の方々のほうが楽しんでいるのでは?と思うくらいに
お皿に食べ物が乗っていて食べているときには
「お飲み物はいかがですか?」
「足りてますか?」
「何かお持ちしましょうか?」
と言われたり
コップの水割りを飲んでいるときには
「食べ物は何かいかがですか?」
「お取りしましょうか?」
と間逆の対応に、こっちがドギマギ
当日はちょっとウンザリ気分だったけど、今思えば、本当に一生懸命接待をしてくれていたんだな、と、感謝の気持ちが溢れてきます
しばらくして、通信講座のテーブルにいた講師の方から
「どなたかお世話になった先生は覚えていらっしゃいますか?」と言われたので
今までの科目の先生の名前を挙げたところ、どうやら消費税法の先生が在職とのことで、探してきてくれた
そして、その先生のところへ挨拶へ行く
平成16年度のWeb通信 一般コースでお世話になった先生
この年は二年目というのもあり、定例試験の添削を提出し、アドレスシートにコメントを書いてやり取りしたりなど、自分としては結構身近に感じてお世話になった先生だった
が、結局5年も前のことはさすがに覚えていないらしく
そもそも影の薄い通信生はそんなものかなぁ、とちょっとガッカリもしたけれど
ま、その先生のおかげで合格できたのは言うまでも無いので、キチンと挨拶をして、多少の歓談をした
そして次に、少し勢いに乗って、懐かしの簿記論の先生、財務諸表論の先生を探すことにした
もう、こうなったら合格者とはどうでもいいや、と
ある意味開き直り状態(自分から積極的にならないから悪いくせに)
そして、水道橋校 簿記論の先生を見つけた
平成15年度 Web速修パックで初めて受験勉強を始めた思い出深い先生
定例添削など出していなかったうえ、こちらから何も質問もしなかったので、もちろん自分の存在などは先生は知らない
でも、丁寧に対応してくれて、こちらも気持ちよく感謝の気持ちを伝えることが出来た
そしてさらに勢いに乗って財務諸表論のテーブルへ
が、当時の先生は既に退職してしまったとのことで、そのことを尋ねた講師の人と少しの歓談をする
ま、ありきたりの挨拶を済まし、今一度、通信コーナーへ戻る
たかちゃんはちょっと離れたところで住民税関係者とにこやかに歓談中
さていよいよ、BGMにはB'Zの“孤独のrun away”でも掛かってきそうなほど(それは大げさだが)
孤独な独り飲みが、しばし続く・・・
だって、本当にみんなガッツリ輪ができあがって盛り上がってるだもの・・・
会話に割り込んでいくことが出来ない小心者タイプは、ひっそり水割りのお代わりで、チビチビとやるのみ
そこへ、また当初の講師の人がやってきてくれたので
「教材資料でお世話になったんですけど、I先生はいらっしゃいますか?」と尋ねたら
案内講師「居ますよ~、お待ちください」と飛脚の用に、すっとんで探してきてくれた
講師の先生も酒が入り、かなり上機嫌らしい
そして、その先生としばしの歓談
問題の読み取りとか、実際の試験にあたってどんな感じでしたか?
などの質問のやり取りが続いた
官報にたどり着くと、こうも講師の方がヨイショしてくれるものかと
自分が、さも優秀な人材かと勘違いしてしまうほど褒めてくれる
「いやぁ~実力があったのですねぇ~」と褒めてくれるのだ
所得税法のK先生は既に退職、法人税法のM先生は講義で来ていないとのこと
両方ともお会いして挨拶したかった先生だけに、それが心残り
しばらくすると照明が落ちてきて大きいスクリーンにスライドショーで官報合格者の名前が映し出された
東京会場(草加、川越、東京)以外の各所の方々
そして最後に草加、川越、東京の受験地の名前
みんな食い入るように、そして感慨深く見守るように自分の名前が出るのを待ち、見続けている
自分の名前も数秒間、下から上へと流れていった
この瞬間
あぁ~、やっぱり合格したんだなー、と改めて実感
官報に載った名前を見たときより
合格証書が届いたときより
この祝賀会に招待されている今より
なぜか、スクリーンに映し出された名前を見たときが
一番、ジーンとした瞬間だった
BGMの壮大さに影響されていただけかもしれないが・・・
結局 飲む、食う、喋るのうち 「食う」だけが実現できず
ほとんど「喋る」に尽きた二時間だった気がする
ま、入場や学園長の挨拶、乾杯の練習や、終わり間際の花束贈呈、合格者挨拶など含めると
正味一時間ほど歓談があったかどうか、かもしれない
しかし結局、同じ通信生とは最後まで交流をすることが出来なかった
それが唯一の心残りかもしれない
あ、「食う」ことも足りなかったけど
ま、これも縁が無かっただけ、このときに繋がらなかっただけと思って、あまり深く考えないようにしよう
(単にシャイなだけの結果に過ぎないのだが・・・)
そして退場は講師の花道を通って終了
退場時のドアで、記念品として、集合写真、合格証書ピンバッジ、合格証書用の額縁を頂いた
全体的には大満足の祝賀会だった
自分の中での不完全燃焼は
・たくさん食えなかったこと
・合格者との縁がなかったこと
くらいかな
今、まだ受験生で頑張っている方は、いずれ官報合格を果たし、そしてこの祝賀会にも参加することと思います
いずれ参加するときのための経験者談として、つまらない内容でしたが参考にしてもらえたらな、と思います
参加者それぞれの想いや感想はあるでしょうから、一概には言えませんが
楽しむも楽しまないも、結局は自分自身の動き方なんだな、と思いました
それは、単に当日や事前の考えだけでなく、受験勉強をしているときから始まっているということ
通信での勉強なら特に
講師の方と密度の濃いやり取り、質問や相談など、一回一回の積み重ねで、こういう祝賀会の場でもその差が出てくる
合格に近づくためにも、祝賀会で楽しむためにも、大いに講師の方々を上手に利用して交流して
試験勉強というヒトツの人生の区切りを楽しんでいければ、良いのではないかなぁと思います
受かりたい!祝賀会に出たい!という気持ち
諦めなければ本当に、本当にたどり着けます
頑張っている方々の努力が報われることを祈ります
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