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所得税法とのアイダガラ

間柄

マガラ じゃないです。

関係 なんて書くと他の税法とのからみ、みたいなキーワードになりそうなので
自分自信と所得税法との間柄を、思いつくまま書いてみようと思います。

H17年度は法人税法をピンで勉強して(これは次のネタにとっておきます)
H18年度に所得税法を受験しました。

H17.9月開講の大原Web通信の受講開始です。
ちなみにこの年からスタジオ収録ではなく、教室ライブ収録になり
チェックを解いてる時間とかもそのまま無音の黒板映像が流れ続け
講義時間も約3時間と、通信教育なのに無理やり教室講義に近づけようとする試みがされました。

なので、映像もディスプレイ越しの自分達に向けての説明というより
教室内にいる受講生に対しての説明で、なんとなくのぞき見してる講義の感じでした。
そんなことは結局どうでもいいことなのですが・・・

さて、それでは所得税法は自分にとってどんな性格・印象・相性だったか?

自分的にはぞっこんでした。
相手にされてない感があってもかなり好きでしたね。

とにかく、所得税法の存在が優しくて優しくて、すごくホンワカしてる感じ。
前年に受けた法人税法が、チクチク厳しい感じなだけに余計に優しさを感じてしまって。

何が優しいか?

よく、所得税法は血のある税法と言われますよね。
言われない?

まあ、いいです。

10種類の所得区分、所得控除、税額控除といった税金の計算過程において
色々な配慮があるわけなんですが、その趣旨ひとつひとつの心意気が良いんですよね。

やっぱり税金の根幹をなす所得税なだけに歴史もあるし、仕組みも深い感じがします。
相続税は所得税の補完税的な位置づけだとすると、やっぱり所得税は基幹税だなぁと思います。

勉強を深めると、政策目的による分離課税制度とか、金融税制とか
かなり無理のある部分や矛盾と言うのに気付いてくるんですけどね。
この辺がツギハギ税制っぽくてあまりアタマに残っていないんですけど。
措置法は政治的な力関係で進んでいってしまう部分が多いので、理念や信念といった精神的な意味合いより、規制や損得に走る傾向がある感じですね。

それと、複雑である、と言う事も大きな魅力です。
単純ではない、複雑だからこその面白さ、とでも言いましょうか。
複雑と難しいは別物だと思います。

難解というわけではなく、それぞれが理解できるわけです。
色々な規定が絡み合って、順序だって進んでいく。

HNKの番組 ピラゴラスイッチに出てくるピタゴラ装置のように。


ピタゴラ装置 -2-

こんな感じです。
つい見入ってしまいます。

こういうのが魅力なんですね。
ワクワクしてしまいます。

あ、ピタゴラ装置のこともそうなんですけどね。
所得税法もこんな感じがあるんです。

だから、回りくどい規定や細かい要件なんかも、興味もって知りたいがために
違いを自分なりに整理したり、より深く知りたい好奇心が生まれたりと前向きに勉強できました。
もちろん、これも法令通達集を買い、理サブのラインマーク作業。
計算に出た通達のラインマーク作業などを欠かさずチェック。
問題集を繰り返し解く事より、覚えて理解して、覚えて理解して、の繰り返し。

これも、またやっぱり体系を基本とした全体像を意識しての個別論点の理解に勤めました。

ま、そんなわけで、楽しく勉強を進められたわけで、所得税法は全く苦痛ではなかったです。

そんなこんなでH19年度の試験で運良くゴウカク。

やっぱりコレも好きで、そして楽しんで勉強できた科目なだけに結果も上々だった気がします。

 

そして残るは、法人税・・・

それは、また次回。

コメント

あれ、今日あたり法人かと思って楽しみにしてんだけどまだか。
なんか法人ではヒーヒーと苦しんでる人ばっかり見かける(私も)けど所得でヒーヒーしてる人って見かけないよね〜
そっかぁ。優しいのかぁ。
ふ〜ん。なるほどね〜。
でも、なんだか長い間、法人に叩きこまれてきたら、だんだん快感?になってきたジョ!
優しいだけじゃ物足りないかもぉ〜(爆)

>じゅんちゃん
優しいって、いいよ 包容力っていうのかなぁ?
ってじゅんちゃんてMか?
ヒーヒーってカラムーチョを連想する(笑)
所得と法人やってみて、面白さなら所得だと思うな
法人はブツ切り論点ばかりでやたら範囲が広いし
もう少し待っててね

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