« 空想を楽しむ | メイン | '09全国統一研修会 »

いちずに一本道いちずに一ツ事

朝が本当に心地よい季節になりました。sun

土曜日の運動で、二日後の月曜日に体が反応することで年齢の積み重ねを感じている じんです。

そんなこんなで、月曜日は動きがニブイときが、まま、あります。

 

 

さてさて、本との巡り合いは、ひょんなことからありますよね。

 

書店で平積みされていたり、

 

図書館でたまたま出会ったり、

 

ネットで偶然クリックしたり、

 

はたまた、、、

 

 

読んだ本の中で引用されてたり、と

 

 

 

今回は、一番最後の例

 

読んだ本の中での引用

でした

 

 

何を読んだか? は、置いといて

 

その、引用されていた本とは

 

 

 

 

書家で有名な、相田みつをさんの本

いちずに一本道いちずに一ツ事新版

 

 

自伝エッセイですね。

 

相田さんの作品に出会ったのは、実家にあった日めくりカレンダーが一番最初

 

ソレは実家のトイレに飾ってありました。

 

 

 

こんな良い作品をトイレに・・・

 

とも思いますが、毎日入るトイレだからこそ

毎日見るんですよね。

 

 

しかも、ウチの母ちゃんは、几帳面に毎日ちゃんとめくっていました。

 

俺がめくったことはほとんどなかったかな・・・?

たまにはあったかな・・・?

 

 

そんなことは、いいとして、、、

 

そんな、几帳面な母ちゃんのおかげあって、

 

当時、中学生ながらにも、相田みつをさんの作品に、

 

どこか心を打たれていた感がありました。

 

 

そういうわけで、他の作品は詳しく知らないですが

相田さんの作品に影響を受けていたのは確かでした。

 

 

今回、ひょんなことからこの人の自伝エッセイを読んで

生い立ちや、経験、仕事のことなど、今まで知らなかったことを知って

 

 

 

 

心底、ガツンときました。

 

 

 

どうガツンときたか?

 

本の中の話のヒトツに

「自信はなくてうぬぼればかり」というのがあります

 

 

相田さんが若かりし当時、生活費を稼ぐために

お菓子屋さんの包み紙のデザインの仕事をもらうために

 

足利市のお店に一軒一軒まわっていたときの話だそうです。

 

 

当然、無名で経歴もない相田さんに仕事がもらえるわけではなく

ほとんどが断られ続けている状態

 

そんななか、一軒のお菓子屋さんとの出会いがあったそうです。

 

その店のご主人に

「うちで使っている包み紙はこれですが、これよりいいものができる自信がありますか?」

と聞かれ

 

相田さんは

「そんな自信はありません。あるのはうぬぼれだけです。そのうぬぼれも、やってみなければわかりません。」

 

結果、気に入ってもらえたうえ、仕事をもらえたわけですが、

こういった行動力と気迫というのは

 

『具体的に動く』

 

という、信念でやられていたようです。

 

 

いやはや、本当にガツンときました。

 

どうでしょう?

 

 

その店とは、栃木県足利市にある和菓子の老舗「香雲堂本店」 『古印最中』

 

なんとも実家の近く・・・

近くといっても隣町ですが。

 

そのお菓子は昔から知っていたのに

それをデザインしたのは相田さんとは知らなかった・・・

 

 

こういった過去と現在が繋がったとき、ガツンと来ちゃうんです。

 

しかも、相田さんが足利市借宿町に住んでいたときもあったらしいのですが

その借宿町、ウチの親戚が住んでいて

 

子どもの頃、よく遊んでいた場所

 

知らない、とはある意味、恐ろしいことですね

 

 

ちなみに、その借宿町にすぐ近くに、

森高千里の歌で有名になった「渡良瀬橋」があります。

 

だから、どうっていうことじゃないのですが、

個人的に好きな歌なんです。

 

 

 

いずれにせよ、この本に出会って読んだ感動の根っこには

 

幼少時の親戚の家で遊んだ記憶や、食べたお菓子の記憶

 

実家のトイレにあった日めくりカレンダー

 

などなど、、、

 

 

そんなこんなで、色々混じって起こったんだなぁと実感

 

 

 

改めて

相田さんの日めくりカレンダーをトイレに飾ってくれて、日々めくってくれた母親に感謝です。

 

 

 

母ちゃんありがとうshine

 

 

 

そういえば、今でも飾ってあるなぁ、ウチの実家に

 

かなりボロボロになってるけど。

 

 

自分ちにも買おうかな。

 

 

 

あっ、そうそう

この本、結構オススメです。

いちずに一本道いちずに一ツ事新版

平成4年2月に出版された単行本を大幅に改訂して文庫化されたもの。

平成10年6月25日に初版が発行され、平成21年6月10日で29版発行です。

コメント

私も「相田みつを」大好きです。

じんさん家のトイレにあったのと
おそらく同じものが、ずっと
私の仕事場の引き出しに入っていて、
出勤するとめくっています。

ちょうど、そのときの気分に
ピッタリの言葉なんですよね~。。
めくったときの「言葉」。

こちらに来た際に、美術館に訪ねられると
さらにグッときますよ。。

自分との対話を
とても楽しめる場所です。。

ちなみに私の今一番のお気に入りは、
「厳冬」という詩です。。

これは、美術館で原書をみたとき
本気で泣けました。。

>ガチャピンさん
おはようございますsun

美術館があるのはこの本を読んで知りました

それくらい相田さんに関してアンテナ張ってなかったってことですねsweat02

次に都内に行くときには是非立ち寄りたいです

厳冬ですか、、、

涙が出るくらい素晴らしいんですね
ますます興味が出てきました


それはそうと、、、

引き出しに、あのソコソコでっかいのが入ってるんですか?

30センチくらいのヤツ

それとも色々なタイプがあるのかな?


群馬には、富弘美術館がありまして、結構山あいの草木湖のほとりにあります

それと、高崎には山田かまち美術館があります

いずれも、感銘を受ける作品が多いですよね

上記二箇所、群馬に来たときにはぜひどうぞ

Insights like this liven tihgns up around here.

コメントを投稿

プロフィール

  • ブログ訪問して頂き
    ありがとうございます

    上州風っ子じんです 詳細

...link


Powered by Six Apart
Member since 12/2005