万年筆に込める想い
前回の記事でインクカードリッジをUPしたので、今回は万年筆そのものをご紹介デス。
自分の愛用は
プラチナ萬年筆株式会社のプレジデント
PBT-20000PR
ペン先 大型18K・細字
製品仕様 太軸、AS樹脂ボディーにロジウムメッキリング付キャップ
寸法 全長142×最大径16㎜
全体像
ちと暗い写りですが・・・
ロジウムメッキが剥げかかってます
いかにも、ザ・万年筆って感じの万年筆です。
使い込んでいくにしたがって自分仕様の筆記具と化します。
海外ブランドは英字を筆記体でサラララと書くために作られているのに対し
プラチナは日本語をきちんと書くために作られている日本製の万年筆です。
書き味は・・・はっきり言って好みでしょうね。
書き味抜群ってほどではなく、むしろ扱いにくいかもしれない・・・
書くときにキャップを付けますが、ネジ式でないので付きにくい&取れやすいのも難点です。
キャップを閉めるときはネジ式ですけどね。
前に、某ママさんブロガー(AQUOS当たった人)に貸して住所書いてもらった時
『なにコレ?万年筆書きづらいっ!』
って言われましたし(爆)
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
でも、そんな堅気な感じで媚びない姿勢に惚れてます。
俺自身になついてくれれば、ソレで良いのだ(笑)
試験問題はもちろん筆記なわけですけど、本番一発の真剣勝負だからこそ
使い捨ての筆記具ではなく、これからも一生付き合っていける高価なモノで勝負するのもオツだなぁ、と思っています。
慣れ親しんだ自分だけの筆記具で、共に戦う戦友のように、そういった心構えで挑む。
もちろん、普段からしっかりと活用して、鍛錬を積むのはもちろんですが。
イチローがバットやグローブなどの道具を大切にする、という気持ちと一緒。
また、ボールペンに比べて書くスピードが上がるっていうのもよく言われていますが、
それについては、試してみる価値はあると思います。
ま、人によって個人差があるし、相性や慣れもあるでしょうけど。
選択の余地はあれど、選ぶのは当人自身ですしね。
いずれにせよ
『道具にこだわる』
自分的には非常に重要です。
カタチから入るって分かりやすいですし、誰でも出来る。
それを貫くかどうかは、ほぼ精神論ですけどね(^^;ゞ
ところで
税務申告書には納税者の自筆のサインが必要です。
印字ではダメ。
そういったことで
一生懸命作成した申告書に、高価な筆記具で丁寧にサインをもらえたら、
そんなときは、士業冥利に尽きますね。
使い捨てのボールペンでササッと事務的に書く代表者がほとんどですけどね。
そもそもサイン自体、形骸化されほとんど意味を成さないモノであることは事実です。
実際電子申告の電子署名なんて、パスワード入力してクリック、ですしね。
社長の代わりに奥さんが代書するとか・・・
税務署の倉庫に何年か眠って、いずれは処分される行方の行政書類なんですよね、結局。
だからこそ、サインを頂くその瞬間は、一味違った筆記具にこだわっていきたいもんです。
とはいえ
そもそも、こだわっていない人にとってのこだわっている人の「こだわり」なんて
『どっちだっていいじゃん』なんですけどね。
自分の中にだけ、そっと思い続ければ良いことで、強制するものでも強要するものでもありません。
つい先日、6月決算のサインとハンコをもらいに行ったとき
(実際は電子申告なので、サインは不要なのですが)
その社長さんはモンブランの万年筆を使っていたので
「良い筆記具をお使いですね~。そういった高価なものでサインを頂けると、申告書を作ったほうとしても、報われますよ。」と言いました。
「ふ~ん、そんなもんかねぇ」と、軽く笑っていましたけど。
いずれ、税理士として自分自身でサインをする時が来るでしょう。
何度も書くうちに、自分自身が形式化、形骸化してサインするようになるかもしれません。
こればっかりは先のことで、どうなることかわかりませんが、
今の時点では、こういうこだわりを込めて筆記具を持っていきたいトコロですね。
ちなみに、モンブランの万年筆はやっぱり憧れです。
いつかは欲しい、官報合格したら、ご褒美に買おうと思っていました。
でも、お金が貯まる前に合格してしまったので、タイミングを逃しました。
まだ、そういう身分ではないと自覚もしました。
いずれ独立できた時、その時まで、この想いと共に楽しみに取っておきたいと思います。
たかが万年筆、されど万年筆。
これからも大いにこだわって、色々ゲットしていきたいと思います。
モンブランも欲しいけど
ペリカンも欲しい・・・
さらに、パーカーも・・・
なんで、そんなに?
ハイ、単なる物欲です。
そういえば、官報合格したお祝いに、大学の後輩からクロスのボールペンをプレゼントされたのと、友人からウォーターマンのボールペンをプレゼントされたんです。
コレは非常に嬉しい!
万年筆では複写の納付書とかは写りづらいので、非常に重宝します。
ボールペンも万年筆も同じ筆記具、いくらあっても邪魔になりません。
『弘法筆を選ばず』とよく言いますが、自分は決して「弘法大使」に及びませんから(^^ゞ
話が飛びますが
1998年の映画で『エネミー・オブ・アメリカ』(Enemy of the State)というのがあって(ウィル・スミスがかなり好きなので、自分の好きな映画の上位なんですけど)
弁護士であるウィル・スミスの家に政府の人間が荒らしに入ったときに万年筆を奪われ、代わりに盗聴器付きの偽物に取り替えるシーンがあるのですが、その万年筆がパーカーでした。
なので、パーカーも憧れです。
『エネミー・オブ・アメリカ』(Enemy of the State)
監督 トニー・スコット
製作 ドン・シンプソン
ジェリー・ブラッカイマー
脚本 デビット・マルコーニ
出演者 ウィル・スミス、ジーン・ハックマン
あらすじ:
対テロ防止法を巡る事件の証拠を偶然掴んだ弁護士が政府の陰謀に巻き込まれ、元工作員と手を組んで陰謀に挑む姿を描く、トニー・スコット監督が製作した1998年のサスペンスアクションの映画。
ウィル・スミスも良いが、ジーン・ハックマンもかなりシブイ!
当時、情報操作も含めこれほど高度技術が発展しているのか、と驚いたものでした。
今はそれ以上のことが当たり前になってるんでしょうけどね。
もう10年以上も前の映画なんだ・・・
ま、そんなプチネタはいいとして
唯一の懸念は・・・
手書きの字が下手だという事
(´ヘ`;)ハァ
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