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2009年8月

万年筆に込める想い

前回の記事でインクカードリッジをUPしたので、今回は万年筆そのものをご紹介デス。

自分の愛用は
プラチナ萬年筆株式会社のプレジデント

PBT-20000PR
ペン先  大型18K・細字
製品仕様  太軸、AS樹脂ボディーにロジウムメッキリング付キャップ
寸法  全長142×最大径16㎜

20090831_1
全体像
ちと暗い写りですが・・・
ロジウムメッキが剥げかかってます

20090831_2
ペン先です。
結構渋い作りで気に入ってます。

いかにも、ザ・万年筆って感じの万年筆です。
使い込んでいくにしたがって自分仕様の筆記具と化します。

海外ブランドは英字を筆記体でサラララと書くために作られているのに対し
プラチナは日本語をきちんと書くために作られている日本製の万年筆です。
書き味は・・・はっきり言って好みでしょうね。
書き味抜群ってほどではなく、むしろ扱いにくいかもしれない・・・

書くときにキャップを付けますが、ネジ式でないので付きにくい&取れやすいのも難点です。
キャップを閉めるときはネジ式ですけどね。

前に、某ママさんブロガー(AQUOS当たった人)に貸して住所書いてもらった時

『なにコレ?万年筆書きづらいっ!』

って言われましたし(爆)

Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

でも、そんな堅気な感じで媚びない姿勢に惚れてます。
俺自身になついてくれれば、ソレで良いのだ(笑)

試験問題はもちろん筆記なわけですけど、本番一発の真剣勝負だからこそ
使い捨ての筆記具ではなく、これからも一生付き合っていける高価なモノで勝負するのもオツだなぁ、と思っています。
慣れ親しんだ自分だけの筆記具で、共に戦う戦友のように、そういった心構えで挑む。
もちろん、普段からしっかりと活用して、鍛錬を積むのはもちろんですが。

イチローがバットやグローブなどの道具を大切にする、という気持ちと一緒。

また、ボールペンに比べて書くスピードが上がるっていうのもよく言われていますが、
それについては、試してみる価値はあると思います。
ま、人によって個人差があるし、相性や慣れもあるでしょうけど。
選択の余地はあれど、選ぶのは当人自身ですしね。

いずれにせよ

『道具にこだわる』

自分的には非常に重要です。

カタチから入るって分かりやすいですし、誰でも出来る。
それを貫くかどうかは、ほぼ精神論ですけどね(^^;ゞ

 

ところで
税務申告書には納税者の自筆のサインが必要です。
印字ではダメ。

そういったことで
一生懸命作成した申告書に、高価な筆記具で丁寧にサインをもらえたら、
そんなときは、士業冥利に尽きますね。
使い捨てのボールペンでササッと事務的に書く代表者がほとんどですけどね。

そもそもサイン自体、形骸化されほとんど意味を成さないモノであることは事実です。
実際電子申告の電子署名なんて、パスワード入力してクリック、ですしね。
社長の代わりに奥さんが代書するとか・・・
税務署の倉庫に何年か眠って、いずれは処分される行方の行政書類なんですよね、結局。

だからこそ、サインを頂くその瞬間は、一味違った筆記具にこだわっていきたいもんです。

とはいえ
そもそも、こだわっていない人にとってのこだわっている人の「こだわり」なんて

『どっちだっていいじゃん』なんですけどね。

自分の中にだけ、そっと思い続ければ良いことで、強制するものでも強要するものでもありません。

 

つい先日、6月決算のサインとハンコをもらいに行ったとき
(実際は電子申告なので、サインは不要なのですが)

その社長さんはモンブランの万年筆を使っていたので

「良い筆記具をお使いですね~。そういった高価なものでサインを頂けると、申告書を作ったほうとしても、報われますよ。」と言いました。

「ふ~ん、そんなもんかねぇ」と、軽く笑っていましたけど。

 

いずれ、税理士として自分自身でサインをする時が来るでしょう。
何度も書くうちに、自分自身が形式化、形骸化してサインするようになるかもしれません。

こればっかりは先のことで、どうなることかわかりませんが、
今の時点では、こういうこだわりを込めて筆記具を持っていきたいトコロですね。

 

ちなみに、モンブランの万年筆はやっぱり憧れです。
いつかは欲しい、官報合格したら、ご褒美に買おうと思っていました。
でも、お金が貯まる前に合格してしまったので、タイミングを逃しました。
まだ、そういう身分ではないと自覚もしました。
いずれ独立できた時、その時まで、この想いと共に楽しみに取っておきたいと思います。

たかが万年筆、されど万年筆。

これからも大いにこだわって、色々ゲットしていきたいと思います。

モンブランも欲しいけど
ペリカンも欲しい・・・

さらに、パーカーも・・・

なんで、そんなに?

 

ハイ、単なる物欲です。

そういえば、官報合格したお祝いに、大学の後輩からクロスのボールペンをプレゼントされたのと、友人からウォーターマンのボールペンをプレゼントされたんです。
コレは非常に嬉しい!
万年筆では複写の納付書とかは写りづらいので、非常に重宝します。
ボールペンも万年筆も同じ筆記具、いくらあっても邪魔になりません。

『弘法筆を選ばず』とよく言いますが、自分は決して「弘法大使」に及びませんから(^^ゞ

 

話が飛びますが
1998年の映画で『エネミー・オブ・アメリカ』(Enemy of the State)というのがあって(ウィル・スミスがかなり好きなので、自分の好きな映画の上位なんですけど)
弁護士であるウィル・スミスの家に政府の人間が荒らしに入ったときに万年筆を奪われ、代わりに盗聴器付きの偽物に取り替えるシーンがあるのですが、その万年筆がパーカーでした。

なので、パーカーも憧れです。

『エネミー・オブ・アメリカ』(Enemy of the State)
監督 トニー・スコット
製作 ドン・シンプソン
ジェリー・ブラッカイマー
脚本 デビット・マルコーニ
出演者 ウィル・スミス、ジーン・ハックマン

あらすじ:
対テロ防止法を巡る事件の証拠を偶然掴んだ弁護士が政府の陰謀に巻き込まれ、元工作員と手を組んで陰謀に挑む姿を描く、トニー・スコット監督が製作した1998年のサスペンスアクションの映画。

ウィル・スミスも良いが、ジーン・ハックマンもかなりシブイ!
当時、情報操作も含めこれほど高度技術が発展しているのか、と驚いたものでした。

今はそれ以上のことが当たり前になってるんでしょうけどね。
もう10年以上も前の映画なんだ・・・

 

ま、そんなプチネタはいいとして

唯一の懸念は・・・

 

手書きの字が下手だという事

(´ヘ`;)ハァ

勉強の足跡

結果として、2008年に合格したものの
自分のしてきた勉強量、と言いますか、いったいどれくらい頑張ったのか
そういった記録や記憶がほとんどありません。

勉強時間をつけてきたわけでもなく、理論問題を何回まわした、何回書いた
練習問題や総合問題を何回解いた、などの情報は皆無です。

せいぜい、平成15年1月から平成20年8月までの6年間という期間くらいしかない。

 

そんななか、自分の中でこだわって残してきたものがあります。

それがコレ

20090828_2

なんじゃこりゃ?って感じですか

使い切ったインクのカードリッジです。
それとボールペンの替え芯。
めんどうなので数えてませんけど・・・

要は、どれだけのインクの消費量か?=書いた量か?ってことですね。

初年度の頃は、考えもなく捨てていたのですが、二年目以降はなんとなく残し始めました。
三年目辺りから万年筆に替え、以来ずっとインク系筆記具を使用してきました。
なのでボールペンの替え芯は少なめなんです。

主な使用内容については
理論暗記は書いて覚えず、主に確認・アウトプット中心または理解するための思考整理のメモ書き。
計算問題はチェック、定例、実判、合作、直前あたり、多く解いても2回。3回以上解いたことはほとんどありませんでした。
今だから言いますが07年、08年においては、直前、過去問なんて読むだけでゼロ解答。

ちなみに、仕事でも使っているので業務使用の分も勿論入った上でのカードリッジです。
純粋に勉強に費やした量はもっと減るわけなんですけど。

この消費量が多いと思うか少ないと思うか、人それぞれでしょう。
質より量か、量より質か
受験生にとっては永遠のテーマとでも言いましょうか、受験生そのもののタイプというか、適正というか。

コレだ、という決定的な答えはあるわけないのですが
持論は、「量やりゃいいってもんじゃない」です。
ただ、やっぱり人間ですから目に見える客観的基準があるとモチベーションの維持、自信につながります。
自分にとってのその基準が、「インクの消費量」だったわけですね。
こういう目に見える努力のカタチって結構好きなんです。
どんだけやってるかよく分かんねぇけど、どりあえずコレだけ溜まってるな、みたいな感じで。

油性ボールペンってなかなか長持ちで腱鞘炎になるくらい(なったことないですけど)書いても一ヶ月はかかりますよね、無くなるまでに。
水性のゲルインクはそれなりに減りやすいですけど、やや長持ち。すぐ無くなる人は、相当書いてると思います。
万年筆のインクはゲルインクよりもっと減りやすいです。(多分、キモチの問題かも)
普通に2週間くらいのサイクルで入れ替えをしてる感じですかね。

世の中には、上には上がいて、さらなるツワモノはゴロゴロ居るでしょうから、自分の消費量が多い、なんて思ってもいません。
ただ、自分の中では、それなりの量だと思っています。
この試験を始めたばかりの受験生の人にとって見れば、良い刺激になるのかな、と。
軽いエールの気持ちで書いてますしね。
(アクセスが低い中、そんな受験生が見ていただけてるのか不明ですが)

決して、コレより多ければ良い、少なければダメだ、なんて事を言いたいわけじゃありません。
どうだ、自分はコレだけやったんだ、スゴイだろ~っていう事も言いたいわけじゃありません。

『まあまあ頑張ったね、偉いねぇ』って言って欲しいだけです(^^;ゞ

ま、それは、半分冗談として・・・

 

実はコレを、自分の子どもが何かにチャレンジして、壁にぶつかったり挫折したり、思うようにいかなかった時に見せたいと思ってるんです。

「父ちゃんは、これくらい頑張って勉強してきたぞ。お前はどうだ?」って

それを見て
まだまだ頑張りが足りないと気づき、奮起し良い刺激になるか
それ以上こなしているのに結果が出ないとさらに落胆するか
どう転ぶかわかりませんが、何かしらの刺激になるんじゃないかと思うんです。
成績の良い通知表を見せるより、効果がありそうな気がします。
「俺は、父ちゃんとは違う」ということがプラスの作用に働けば良いですが、マイナスの作用になると負のスパイラルにはまっていきそうですもんね。

出来の良い自分、出来の悪い父
出来の悪い自分、出来の良い父

多くの後継者など、後者に当てはまることが多いんじゃないかと・・・
俺自身、自分自身が出来の良い父と思ってませんし

だから、結果を見せるのではなくて、その過程の目に見える努力のカタチを見せてみる。

やらしいでしょ?

Ψ( ̄∇ ̄)Ψワッハッハ~♪

どうせ、子どもは反発するでしょうねぇ。
ただ、芯の部分に鳴り響いて欲しい気持ちなんです。
能力の根底にある努力の大切さを。

 

くどいようですが、この記事は
量やれば良い、少なければ悪いということや
質を上げるべき、量は関係ないということを言いたいわけではありません。
持論は「量より質」よりですが、それは人それぞれの価値観でとらえていけば良いことですから。
結果として、自分的にはどっちも大事で偏らずに対応していくべきだと思います。

要は、情報の受けてである読み手次第でプラスにもマイナスにもなるってことです。
どうせ読むならプラスに受け取って欲しいって事です。
超えているなら自信に、足りないなら目標に。

晴れてたって雨が降りますし、雨降りでも止まない雨はなく、いつかは晴れる。
雨降りが悪いわけでもなく、日照りだって続けは悪影響になる。

どっちも大事ですよね。

 

じゃ、結局、一体何を言いたかったんでしょうね俺は?

コレって勉強の足跡になりませんかね・・・
他人の努力って意外と目に見えないけど、たまに見るのも良い刺激というか

結果だけでなく、みんな色々な足跡つけながら前へ前へ進んでいるのでしょう

夢を語り合いたい

ネット上に書くのではなく

実際に会って、ナマの声で話して、表情やキモチを感じながら
ワクワク、ドキドキの高揚感とともに
突拍子も無い大風呂敷を広げた夢物語を大いに語り合いたい

馬鹿げた話だとしても、夢を語り合うって楽しいことだ

ちいさい子どもが、“大人になったら”の話をするときはキラキラしている
出来る出来ないなんて全然関係ない
想像の世界にのめり込める想像力は無限大

大人だって本当は想像力は変わらないはず
青臭い夢だって恥ずかしくない

自分の夢を語り、相手の夢も聞きたい
いずれパートナーとしてお手伝いをしたい

自分のなりたい税理士像は、青臭い夢をいつまでも持ち続けられること
不器用で大真面目、カタブツで頑固なこと

がむしゃらに 夢を持ち続けること

夢は
手に入れるものではなく
叶えるものでもなく

ただただ、持ち続けるもの、願うもの

 

そういうことを語り合える、家族や、仲間や、お客さんがいるのって素晴らしい

思い描いてこそ、の

夢なんだ

 

たかが税理士、と言われようとも
そのために一生懸命勉強するんだ、しているんだ
夢を見ることは、現実逃避とは違う

 

まだまだ
苦痛や、困難や、障害に、そしてなにより、自分自身に

負けてなるものか

Achmed the Dead Terrorist

ネットで偶然見つけた面白い映像を紹介します。

Jeff Dunhamという腹話術師の『Achmed the Dead Terrorist』というクリップ。

気晴らしにどうぞ。

~あらすじ~
イスラム教徒で自爆テロ犯を自称するアクメットですが、自分が死んでしまっていることを自覚していないのです。
Jeffが死因について聞いていったりしながらブラックジョーク的な内容も含め、彼の発言一言一言がネタになっています。

非常に人気のあるクリップだそうです。
再生回数が半端じゃないカウント数で分かります。

何が面白いって、見てみないと伝わりませんが、開始数秒でその世界に引き込まれます。

最初は英語だけで見ても雰囲気だけで笑えます。
意味はフィーリングで伝わるし、細かいことが分からなくても、つられて笑ってしまったり。

英語が聞き取れて本当の雰囲気が感じ取れたらもっと笑えるんでしょうけどねぇ。

何はともあれ、百聞は一見にしかず

10分くらいありますが、なんだかんだあっという間です

 

つづいて日本語字幕のヤツもあります。

こんな事をやり取りしていたのか、と思うこともアリ

(・-・)・・・ん?と思うこともありますが、やはり訳してあった方が分かりやすいですね。

プリウスのこと弁当箱だとかけなしてますけどね(笑)
アメリカンジョークと言いますか・・・

字幕を作った人もスゴイですね。

でも、英語だからこそ面白いニュアンスもやっぱりあるわけで

God damn it! も Allah damn it! に言い換えたり、と、

イスラム教徒の神はアラーですもんね。

 

軽傷じゃ というのも It's a flesh wound.

新鮮な という fresh と違うんですね
flesh は肉で woundは傷
flesh wound で軽傷とか浅い傷 という意味になるのとか面白い

まあ、最後の方のクリントンとかブッシュとかのくだりの本当の意味合いは良くわからないままなんですけどね

 

早爆のキモチは良くわかります

富士登山'09

今年も親子で富士山fuji登ってきました

富士登山 一度も登らぬ馬鹿に二度登る馬鹿

と言われるようですね

今年で五度目の自分は馬鹿以上のようです

なぜ登るのか?

自分自身の試練ですrock
修行デス完全に

努力、健康のバロメーターrun

頂上に登るまで、常に自分との戦いなんです
ツライ、イヤなら下るだけ

達成感と爽快感を求めて、ひたすら上へ上へ

常に自分の内面との会話です

体力の限界 高さの限界 日本一の高みへ行ける喜び

どんな人でも、日本一の高さに辿り着けるんです

 

ま、完全に自己満足の世界なので、アンテナに引っかかった人は見てみてください。
写真をいくつかUPして、当日の様子をお伝えします。

今年は富士宮(静岡県側で山の南側)からの登山道に挑戦しました。
なんといっても五合目が2400mと一番高い場所から登り始められて、往復の距離が一番短い登山道です。
前回が無宿泊の須走口できつかったので、今年は八合目の山小屋を予約してゆったりプランで登りました。

平成21年8月14日(金)
自宅出発7:10~水ヶ塚公園10:00着
水ヶ塚公園~シャトルバス~富士宮口から出発

非常にゆっくりゆっくりのペースで
11:00 五合目
11:30 六合目
12:35 新七合目
14:10 元祖七合目
15:40 八合目 山小屋到着

翌日(15日)
2:00 八合目出発
4:00 九合目
※子どもがやや高山病で気持ち悪くなり、かなりゆっくりペース
 九合目の山小屋で一時間半休憩、そして御来光を見る
6:00 九合目五勺
7:50 頂上

こうやって時間軸を見てみるとかなりかかってますね・・・
でも、子どものペースで本当にゆっくりと、何度も何度も休みながら登りました

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九合目からの御来光
空気が澄んでいて広がる雲海から登ってきた太 陽は最高でした

 

20090819_02
九合目と九合目五勺の途中です
完全に陽が出て雲海がはっきり見えますね
もはや仙人のような気分です

 

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富士宮の頂上の鳥居です
後ろの雲海がかなり下のほうに見え、水平線まで広がっています
やや丸くなっているのが分かるので、地球の丸さを目で確認できるほどです

 

20090819_04
富士宮の浅間大社前です
左側は郵便局です
空は真っ青で雲ひとつないキレイな状態でした
風もなく、穏やかな山頂は前年とは大違いでした

 

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大内院 富士山の火口ですね。
残雪がうっすら残っています。
写真で見るよりもはるかにデカイです。
お鉢巡りをすると一周一時間はかかります。
 

20090819_06
測候所、剣ヶ峯(3776m)への道
頂上へついても、さらに登る必要があります
前年は辿り着けなかった更なる高み
ココが一番高い場所です
最後の坂道がわずかに見えて、結構時間がかかります

 

20090819_07
剣ヶ峯の碑にて
順番に記念撮影するため、結構な行列になっています
位置は西側で、東方面を見ての撮影です
東方面は須走口と富士吉田口(河口湖方面)からの登山道・下山道となっています
そっちから登ると、頂上についてもココまで来るのにも結構しんどいです
富士宮からのメリットは剣ヶ峯に一番近いということもあります
そして郵便局もすぐということも・・・

  

20090819_08
剣ヶ峯のちょっと下あたりから浅間大社や山頂山小屋方面を見た様子です
空と雲の間がぼんやりしてますが、白い部分は全部雲です
真ん中の四角い白い屋根が山小屋です
富士山は本当に雄大です

 

今年で、数えて5度も登っていました

前年(2008年)にのぼり、山頂で雷鳴の鳴り響く中、浅間大社へ合格祈願をし
見事その祈願が成就したため、今年は是が非でもお礼参りをしたかったのです

自然の天候に任せるとはいえ、好天候に恵まれ無事に登山・下山できました

子どもも今年はかなり頑張り、時間はかかったとはいえ、一度も弱音を吐くことなく、全部自分の足で登って下りました

おんぶも肩車もなく、すべて自分の足で登ることに絶対決めていたようです

気持ち悪くなって登れなそうになったことも、悔しいようで葛藤している様子がけな気でした

いずれにせよ一年の成長を親子とも感じることができ、今年の富士登山は大成功に終わりました

 

去年のようなドラマチックなネタになるような事もなかったわけですが

無事が一番、なによりですね

 

ツバメ

家の玄関から出て、車がある駐車場までの道のりにツバメの巣があります。
毎日、親鳥がせっせとエサを運んでいて子育てに奮闘中でした。
ヒナもすくすく育ち、形も大きさもハッキリしてきて、三羽いるヒナ同士が巣でおしあいへしあい状態です。

そんなヒナが、今朝は居なくなっていました。
昨日の朝まではヒナが居たのに。

どうやらいつの間にか巣立ったようです。

朝の一瞬の光景でしたが、巣立ちということに感慨深いモノを感じました。

自分に置き換えた時
高校を卒業し大学入学後に独り暮らしを始め、実家から離れて独立し、就職後結婚し、自立しました。
経済面で言えば、親からの巣立ちは終わりました。

仕事面で置き換えた時
受験生から合格したことで卵からのふ化は出来ました。
しかしながら、独立・自立という面ではまだまだ未熟でひとり立ちは出来てません。
エサを与えられているだけに過ぎないんだなぁと実感です。

いつかは、ココからエイヤッと飛び立って巣立つわけですね。

不安や恐れの気持ちもあれば、自由への羽ばたきを手に入れる期待もある。
いずれにせよ、危険なことも含めて全部自分の手足で生きていかなければならない時が来るわけです。

ツバメのヒナが巣立つのと同じように、その瞬間はやってくるものであるし、乗り越えなければならないもの。

命がけなんですよね、巣立ちは、そして人生は。

 

だから、文字通り、一生懸命なんだ、と。

ヒナの巣立ちは、改めて、スゴイ。

煩雑さに追われる毎日くらいなんてことない。

生命力を教えられた今朝の出来事でした。

 

税理士試験の受験生の皆さん、まずは一区切り、試験勉強の終了おめでとうございます。
明日の皆さん、もう少しの辛抱ですね。陰ながら応援しています。

巣立ったヒナと同じように、生きる希望は無限大ですね。

 

蛇足ですが・・・
ツバメというと
山崎まさよし1996年のアルバム 「ステレオ」の中の曲 ツバメ を思い出す。
しっとりとした曲の中で、孤独とともにその裏返しの存在感を表現しているような詩が印象的
デビュー当時に故郷の母を想って書いた詩、というウワサ。
良い曲です。

そっちには僕の声とどいてますか
すれ違う季節に思いをよせている
多分ね きっと変わらない この先もどこにいても

プロフィール

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    ありがとうございます

    上州風っ子じんです 詳細

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