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2008年11月

西の魔女が死んだ

本試験後ひと月たった頃の事ですが

梨木果歩 著の小説

『西の魔女が死んだ』を読みました

知っている人にとっては、今更ですが

2003年に発行されすでに5年経っているみたいですが、当時は全く知らず
今年映画になったことで知るキッカケになったわけです。
もう上映は終わってしまいましたけど。

映画を観る前に、原作の小説を先に読んでみたわけです。

 

あらすじは、というと・・・

amazonで見てもらった方が早いかも

なんと言っても最後の3ページがすごい感動ものです。

それに尽きますね。

オススメです。心が柔らかくなる感じです。

 

そしてさらに、つい最近のこと
この映画のDVDが11月21日に発売されました。
結局、とうとう映画館に見にいく事が出来なかったので予約購入をしてしまいました。

レンタルでも良かった気もするけど、特典映像とかも観たかったし
何年か経ってまた観たい映画になるような気がするから、あえて買いました。

昨日届いたので、今朝早速観ました。
朝の静かなしっとりとした時間のなかで見たこの映画は、格別でした。

本当に涙もろくなってきたなぁ、と
そして、1人でコッソリ観てて良かったなぁ、と

家族で一緒に見てたら、『とーちゃん、なんで泣いてるん?』と不思議に思われたかも

 

なんで感動するか?なんてこと考える前に、

とにかく感動しちゃいました

そして、泣いてしまいました

またしてもですが・・・

とても良い映画です。
原作の雰囲気が見事に表現されています。

時間の流れが非常にゆっくりです。
展開も慌しくなく、大きな事件があるわけでもない。
自然との調和というか、とにかく、優しさに包まれている感じです。

これもまた、小説同様、オススメです。

原作の小説、映画化された映像 どちらを先に見ても同じ感動があるかもしれませんね。

とくにキム兄の演技、すご過ぎます。
ゲンジはキム兄しか出来ないと思う。

そして高橋克実の存在もすごくいい。

少ないキャストで、しかも主役がとびきりの美人でもない普通の女の子。
だからこそ、透明感があり、空気感や温度などの質感も伝わるのかもしれない。

密かに、こういう自然に密着した生活をしてみたいという憧れがあります。

 

邦画も結構面白いですね。

次は、思いっきりエンターテイメント性のある

ザ・マジックアワーでも観ようかな

す -素-

子供とは、空想と現実のハザマに生きてるんだなーと実感

その切り替わりは一瞬

つい先日のこと

3歳のムスメがご機嫌でおままごとをしているときのこと
鼻歌交じりのように、後姿からは音符マークnoteでも出てきそうなほどにご機嫌

木製やプラスチック製の入り混じった野菜や果物、ハンバーグなどの食材を
一生懸命切ったり、煮込んだり、食器に並べたり

もちろん、誰かに食べさせるために

今回は、“お父さん”である自分に、お皿にのせた料理をご満悦で運んできた

「ハイ、パパの~noteタベてlovely

あ~~んぐ、と、食べるマネをする

「おいしい?shine」とムスメ

「おいしいよぅ~heart02

と、まあ、普通にありきたりの親バカっぷりを一応ぶちまけているわけですが

 

で、

 

たまたま、なんとなく・・・
とりあえず本当に、パクッと口にくわえてみたのです

そしたら・・・

「オモチャは、食べないんダヨッannoysign03」って、

真顔で怒られましたcoldsweats02

 

ヾ(・ω・o) ォィォィ

そこで素カヨ・・・

でもカワイイheart04

そんなムスメに溺愛の父ちゃんです(爆)

 

まあ、他愛も無い出来事ですが、
そんな平穏な毎日が幸せだなぁと感じる今日この頃なのです

 

発表まで、いよいよあと一ヶ月切りましたね~

今回は、ワクワクドキドキというより

ドキドキドキドキsweat01 デス

泣く

普段聞いている音楽は、いかに耳を素通りしている事が多いのだろうか

アンジェラ・アキ『手紙 ~拝啓十五の君へ~』
FMで流れていたのを、いつだったか聞いた覚えはあった
どちらかと言えば最近の曲だ

改めて、またこの曲に出会うことがふとした機会であった
知り合いのブログで紹介されていたのがキッカケなのだが

ものすごく心に響いた

心に響くタイミングというものがあるんだなぁ、と実感

手紙 アンジェラ・アキ in西宮市立甲陵中学校
 

十五の時の自分がどうだったか

十五年後の自分がどうなってるのか

別に今、思い悩んでツライ時期ではないにもかかわらず
何度もこの曲を聴いていたら、自然に涙が出てきた

女子中学生の涙に貰い泣きをしたと言うのもあるが・・・

年齢を重ねるごとに、涙もろくなる気がする

小さいときは

痛いとき
悲しいとき

少し大人になって

悔しいとき
嬉しいとき

親になって

子供の成長を感じたとき

涙は感情そのものなんだ

どういうときに泣く? なんてこと考えた事なかった

感動とは、言葉だけでは表現できないな

 

この曲
アンジェラ・アキが10代の頃に30才の自分に充てた手紙がキッカケで出来た曲らしい
中学校の合唱コンクールの課題曲として作られた

なるほど、とても素晴らしい曲だ
中学生が一生懸命歌っている姿もYouTubeで見れる
これも感動だ

中学生の時の合唱コンクール
歌う事はしたが、それ以上の意味なんて考えてもみなかった
中には歌う事を嫌って、カッコつけて外れてみるヤツもいたり
クラスでひとつになって一生懸命歌ったな

当時はなんでこんなことするのか?と疑問にも思ったが、今となってはそういう意味がわかるような気がする

青春とは、その真っ最中にいるときには気付かなくて、過ぎ去ってから改めて感じるというか

現在進行形の時には気付かない事が多い

 

未来の自分に、手紙を書こう。
民営化した日本郵政グループのキャンペーン

-拝啓
この手紙読んでいるあなたは、どこで何をしているのだろう?

今の自分が、未来の自分に向けてメッセージを書く

素晴らしい企画なので、今回応募してみようと思う

負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな
時は人生いつだってあるんだ

きっと、今だって青春の真っ只中なんだろうからさ!

 

 

 

アンジェラ・アキ
自分ランキング急上昇shine

促し

ウチのムスメっこ
3歳から2ヶ月過ぎた最近の話

オムツも取れてトイレトレーニングも順調に進んで
「トイレ!」と教える事もだいぶ出来るようになってきた

「ハイハイ」と、一緒にトイレに行って、ズボンとパンツを下ろしてやると
自分で便座によじ登って、シ~ッとする

でも、1人ではなかなか進んでは行けない

なぜなら、背が低いため電気のスイッチに手が届かず、暗いトイレが怖いらしい

娘「トイレ~ッ!」

親「1人で行っておいで~」

娘「ヤダッ!暗いカラッ!」

の、やり取りが最近多くなってきた

それでも、ちょっと前までは、トイレ寸前でお漏らしをしてしまったり
「トイレ」と教えることすら出来なかったことからしてみれば随分成長している

そんななか、“暗い”事に対して、ちょっとした工夫をしてみた

スイッチに届くように台を置いてみようか、とか
子供用の紐スイッチ押しでも付けてみようか、とか

どうすれば自分で電気を付けることが出来るか?
という目的達成のためのアイデア

そして出てきたアイデアがコレ

使っていなかったクリップ電球をトイレの手摺に付けてみた

20081104

使い方はいたって簡単
後ろの黒いつまみをちょっとひねるだけ

パチッ、と付いて、パチッ、と消える

「いいかい?こうやるんだよ~」
と丁寧に教えて、やらせてみせた

たかが3歳、されど3歳
自分で思うように出来る事が気に入ったらしく

付けたり消したりをニコニコとご満悦の様子

20081104_02

 

それからは・・・

「オシッコ~!」と言う娘に

「行っておいで~」と言う親の返事

「ヤダッ!暗いカラッ!」

「もう暗くないよ~、電気つけられるでしょ~」

flairsign03

1人でトイレに行くことに自信が付いた様子

ちょっとした気配りが、独りで出来るように手伝ってあげることになり
サポートしてあげる、というか、見守る、というか

コレが、自律の促しなのかなー、と、ふと発見した出来事だった

なんでも手を出したり、無理やりやらせてみたり

そういう親の思うように育てるのが育児ではなくて
子供にもタイミングがあって、出来る時になれば出来るわけだけど
その出来る時にちょうどよく橋渡しをしてあげられるのが理想かな

むしろ、子供のそういうキモチに気付くことが重要かも

知る、知らない、の前に気付かないと見過ごしてしまうだろうし
そういう発見はなかなか難しいけど、やる気とはこういう所に隠れている気がする

ま、そんな3歳の娘に、自分自身が成長させていただいている今日この頃なのです

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