« ダメでした | メイン | 頑張らなきゃね »

適齢期

テレビを見なくなってからしばらく経つのですが
まあ資格の勉強をするようになってからのことですけど
映画は好きでDVDを借りることはよくあります

今年の試験後には相当見まくってました

まあ最近はDVDさえも封印しようとして
プレーヤーもソフトも段ボールに入れて親子共々控えていたわけなのですが

先日、レンタルビデオ店の会員更新通知が来て
その通知ハガキを持って更新すると2本レンタル無料というお得サービスに
まんまと乗ってしまい、更新ついでに借りてきてしまったわけです

あまり真新しい映画には今のところそんなに興味が無く
いわゆる名作と呼ばれている映画を掘り当てては観る
そんな風潮が自分の中で流行りだしているんですよ

で、借りてきたのが

クレイマー、クレイマー (1979)
KRAMER VS. KRAMER

フィラデルフィア (1993)
PHILADELPHIA

結果的にどちらも法廷シーンがあるという共通点がありましたが・・・

そして今日の朝観ちゃいました
クレイマー、クレイマー

じっくり観た事も、キチッとストーリーを知っていた訳ではなかったので
いつかは観てみたいと思っていたのです
そのきっかけは、
I am Sam アイ・アム・サム (2001)
という映画の中で、まあコレも法廷シーンがあって
「クレイマー・クレイマー」のワンシーンのセリフが出てくる場面があったのです
それで、気になっていたわけです
まあ、アイ・アム・サムもクレイマー・クレイマーも
子供と父親の関係、教育権についての裁判という点が共通しているので
アイ・アム・サムで引用されるのもうなずけるのですけれどね

良かった!
と一言で表現するにはあまりにも幼稚なのですが
とにかく「良かった」のです

仕事一筋のテッド・クレイマー(ダスティン・ホフマン)
その妻のジョアンナ・クレイマー(メリル・ストリープ)
7歳の子供ビリー
夫婦間の離婚から始まり、父親のテッドが仕事と子育ての両立
家庭をかえりみなかった妻への反省と共に息子への愛情も深まっていく
その後自立した元妻ジョアンナから息子ビリーの親権を主張され裁判へ
ストーリーや映像こそシンプルですが内容は色褪せない素晴らしさがありました

突然家を出て行かれた翌朝
テッドが子供に朝食のフレンチトーストを作ってあげる場面
スキレットで火傷したりと勿論失敗に終わる訳なのですが
物語の後半にも、もう一度フレンチトーストを作ってあげる場面がありまして
その時はいとも簡単に成功してしまう所とか、
親子の絆が深まって父親としても成長している表現がさらっと描かれていて

同じような年齢の子供を持つ父親になった今、とても共感でき
また、深く考えさせられたストーリーでした
夫婦とか家族とか家、仕事、幸せということについて
ストレートに今の自分の環境とリンクすることが出来て
普段の生活にメリハリがつけられるような刺激を受けました

離婚の危機というわけじゃないですよ(笑)

今回コレを観て
映画を観るタイミングっていうんですかね
映画を観るのにもいわゆる適齢期というのがあるものなんだなぁと
しみじみ思ったわけです

名作だ!と思う、感じるかどうかは
観る時の年齢や状態、環境、感受性も含めてピタッとハマる
そんな条件的なモノがあって、今回はまさにソレだったのです

一度観ただけでは見えなかった、あるいは感じなかったことも
二度、三度と回を重ねるごとに深みを増すという事もありますし
何回か観ると飽きてしまうモノもありますが
やはり、そういうのも適齢期だったかどうかにもよるような気がします

まず、何においても言えることだと思っているのですが
『興味がある』という前提無しに意欲や感受性は動き出さない
ということ、じゃないでしょうかね?

まあ『興味がない』ということは別に悪い事ではなく
それはそれで普通のコトですから
自分の関心に沿った人生を送ればいいのですけれどね(^-^)

勉強についても然りですよね
『興味がある』からこそ前向きに進むのであって
その途中でつまづいたりしたからってくじけちゃならないですね
また今日から頑張れる、そんな気がしました

クレイマー・クレイマーのストーリーについてですが
上手に表現してあるブログを見つけたので
勝手にリンクを貼っちゃいます TV de CINEMA

女性には女性で、また違った視点で見えてくる映画なんでしょうね
独身男性にはオススメしてもそんなに影響受けないかもしれないですね
子育てが始まって4年位して、仕事に熱中しだしちゃう頃に超オススメです

また、随所に流れるメロディも良いのですよね
マンドリン協奏曲 ハ長調(ヴィヴァルディ作曲)
というらしいです
勝手にリンクしてしまいましたが、聞いたことあると思いますよ

フィラデルフィアはまた後日観ちゃいます
高校生の頃に見たのですがね
また今観ると違った視点で見えてくるものがあるんでしょうね

勉強も徐々にノってきました

コメント

「クレイマー、クレイマー」は妊娠前に観たことあります。
TVでやっていたのかな?
ダスティン・ホフマンがそれまで仕事人間で家庭を顧みなかったのが息子二人になって四苦八苦していくうちに二人の絆が強まって愛情が深まる・・・という・・・。
最後は涙しましたね~ボロボロ泣きました。
ホフマンあんなに頑張ってたのに・・・と。
あの頃は何とかして家族が元に戻れたらいいのに…と思いましたが、
今は、
「それでもどうにもならないことはやっぱりあるし、お互いをちゃんと思いやれるちょうどいい距離感っていうのがそれぞれ色々な関係で存在するからやむを得ないのかなぁ」
という気持ちも出てきました
(でもやっぱりホフマンを思うと涙が出てくるよ~~~~~(;_;))

ダンナもこういうのを観てくれるといいんですけどね
でもヤツは(私のでっキライな)ホラーとかスプラッタとかが大好きなので無理かもしんまい。
「エクソシスト」「エルム街の悪夢」「13日の金曜日」を観て喜ぶなんて理解できん(-_-;
でも「ターミネーター2」は私も好きだからマァいいか

>mayuさん
俺もホラーは苦手です
ニガテ

ちゃんと思いやれるちょうどいい距離感
コレはあるよね
近すぎても見えかったりさ
ただ気付くまで時間がかかったり
勘違いしてたりするもんね
思いやれるココロは前頭前野の発達
前頭前野を超発達させたいなぁ

私は、「寅さん」がいっつも適齢期です。

あーっ、今、笑ったでしょッ!
寅さんだって、寅さん風に今の時代に訴えたいことがよーく見るといっぱいあるんだジョ。
泣けてくるんだから。。。うっ。。。

映画っていいよね。
日曜日に時々見てます。
先日は「ラストサムライ」見ました。
渡辺謙がよかったジョ~♪

えっ?(-_-;
寅さんは私もチビのときからよく見てたんだけど。
母ちゃんが「mayumayu~!寅さん始まるよ~」と階下から私を呼んで一緒に観てたなぁ。
ココロがあったまるんだよねぇ
「釣りバカ」もいいけど「寅さん」も捨てがたい

と、横レスしてごめんね>じんさん

>じゅんちゃん
笑ってないよー
笑いながらコメント入れてるじゅんちゃんが見えたジョ
寅さんはそろそろ適齢期かな俺も
ラストサムライかー
観たけどそんときは適齢期じゃなかったな(笑)
たしかに渡部謙はよかったね

>mayuさん
横レスくらい無いとコメント欄が充実しませんのよ(^^ゞ
全然気にせずに
mayuさんも寅っこだったのかー
そのうちじっくり観ようかな

コメントを投稿

プロフィール

  • ブログ訪問して頂き
    ありがとうございます

    上州風っ子じんです 詳細

...link


Powered by Six Apart
Member since 12/2005