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幸せの公式

前に紹介した
もっと時間があったなら!』の著者の本
この人の他の著作も気になり、さっそく検索

あったあった

幸せの公式―人生を楽しむ「脳力」を育てましょう
シュテファン・クライン


2005年2月発行

すでに4年前の本
が、しかし、もう新品の本が出回っていない
amazonかヤフオクか中古しかなく、ヤフオクでゲット

本の帯にはこんなコメントが

グラスに水がまだ半分あると思いますか?
それとも
もう半分しかないと
思いますか?

ものの見方や考え方を訓練すれば、人生はずっと素晴らしくなるのです!

 

なるほど・・・

要は考え方
考え方というのは脳の動き方

第1部では「幸せとは何か?」
幸せという脳の状態、回路や感情の説明
幸せの正体をあばく

第2部では「脳のなかで何がおきているのか?」
ドーパミンとかその他の神経伝達物質の働きなど
色々な神経科学の実験例などで脳のカラクリを説明

第3部では「意識で『幸せ』を手に入れるために」
幸せセラピー的な説明
何が幸せなのか、それは一人ひとりが見つけなければならない、ということ
そのヒントとなるような説明

とりあえず一回さらっと読んだ感じでは
分かったような分からないような・・・
アタマが悪いせいか、すぐには理解出来ず。
とりあえず、分かったようなフリをする所までで納得。

ヒトとして飢えから生き抜く為に、色々進化してきたわけだけれども
自然がヒトに与えた遺伝子は、現在の世の中になることを予測されていなかった古いプログラムとなっている部分がある、と

ちょっと文章を引用

塩気の無い食べ物をまずいと感じるのは、塩は私たちの身体に必須だからです。同じようにタンパク質も必要です。けれども苦さや酸っぱさには少ししか耐えられません。これは警告なのです。なぜなら、毒はたいてい苦く、熟れていない果物は往々にして酸っぱいからです。それに対し、甘さのもとである砂糖はエネルギーそのものなので、無条件にうけいれられるのです。痩せたい人たちのジレンマはここです。ダイエットが必要になろうとは、進化は予想だにしていませんでした。ですから飢えることだけを恐れ、できるだけ多くの栄養素を取りこむように私たちの身体をつくったのです。ケーキやアイスクリームの中毒は、いわば脳に刷りこまれているといえます。

美味しいものを食べると、「幸せ~♪」と感じるのはこういうことなんでしょう。

こういう文章を読むと、手前勝手にも
「なるほど!嗜好は脳の遺伝的プログラムなんだ」と、自己肯定ができてしまいます。

ま、ていの良い、言い訳ですが。

時間をとってもう一度じっくり読み直したい一冊です。

コメント

おお!
ご紹介ありがとう☆
とても興味をもちました。

エーリッヒ・フロムが「愛するということ」という本で
「愛するというのは気持ちだけではダメで、あらわす技術も必要だ」
と書いていました。
幸せというのも同じなのかもね。
幸せを感じる気持ち、だけではなく、技術も必要なのかも。

でも、なかなか悩みから抜け出すのはむずかしいんだけどね~。トホホ

>mayuさん
おはよう
コメントありがとさん
技術は訓練すれば身に付くから、きっと誰でも幸せになれるってことだと思うよ
悩むからこそ、人間なんだろな
おおいに悩んで行こうじゃありませんか
悩みが無ければ幸せって事じゃないんだ
悩みがあったって幸せはいくらでも転がってるし感じられる

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