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好きなものを選ぶ

ショッピング、いわゆる買い物は、お店に行くだけでなくネットでの活用も増えている
だが、やはりお店に出向いて実際に商品を見る、というのは刺激も多くまだまだ王道だ

そんな中、個人的に好きなジャンルのお店というのは、誰にでも幾つかあるはず
買い物の目的無しに行っても楽しいお店
フラッと立ち寄りたくなるお店など

自分の場合

『本屋』
さっさと買うだけでなく、ブラブラ適当に歩き回るだけでも楽しい

『ホームセンター』
道具や材料を見て回るだけでも、創作意欲が沸いてくる

『園芸センター』
観葉植物コーナーや苗コーナーの独特の空気感が癒される

『アウトドア店』
色々な道具や情報を見ているだけでも楽しくなってくる

などなど
フラッと立ち寄ると、結果的に無意識に衝動買いをしてしまう事もある

逆に、自分は服装などには結構無頓着で、アパレル関係のお店にはほとんど足を運ばない
価格に対する価値観も偏っていて、シャツの3,000円には大いに悩むのに
気になる専門書などの4,000円には抵抗無くお金を払ってしまう

まあ、この辺は必要性という優先順位なども関係しているのかもしれないが・・・

いずれにせよ、『選択』や『取得』することに関して偏向性があるのは確かだ

訪れるだけで心地よい空間や肌に合うお店、惹かれる場所など
自分の好みや好奇心、優先度などに応じて無意識で選んでいるように思える

これは、買い物に限らず、情報に対しても同じだと言える

自分の趣味嗜好で、取捨選択している可能性が高い
仕事や勉強の関係で『しなければならない』という状態であっても、
やはり無意識に取捨選択している可能性が高い
なかなか覚えられない論点や、優先度で切り捨てている項目もあるはず

特に、インターネットによる情報収集は、その方向性が高い
ちょっとしたトピックの小見出しのリンクは、気になるアンテナに引っかかればクリックするが、興味の無いリンクは絶対にクリックしない

そのため、自分の気になる情報しか入ってこない

勿論、必要な情報を得るために検索をしているわけなのだが、その『選択』は常に自分自身のフルイに掛けられた結果で行動につながっている

食事などでも同じこと
提供される食事の量によるが、多ければ多いほど、誰でも自分の好きなものを食べ、食べたくないものは残す
少なければ食べ残しはしない

これは、モノや情報が溢れているため、より顕著に現れるのかもしれない

結局のところ、自分にとって都合の良い判断基準を無意識にもっていることになる

これは外部環境に限らず、自分自身の内部環境に対しても同じこと

現在の自分に満足できている、かどうか
自分自身を受け入れられている、かどうか

向上心を持っていることと、現在に不満足かどうかは別次元だと思う

理想的な自分、理想的ではない自分

現実の自分を考えたとき、後者の部分を自分自身は『選択』して受け入れているのかどうか?

見たいような自分を見ているだけかもしれない

 

何事も、『知る』という『気づき』がスタートライン、だと思う
色々な影響を受けながら、自分が作られていく

 

こうやって深く考えることが、結構好きだったりする

たまには、良いでしょう

コメント

いつも思うんだけど
結局人間って、うまくできてるな~って。
情報を無意識に選別できるから
情報量の多さに脳がパンクせずに済むのですね。
視覚、聴覚、そういった感覚にも同じことが言えて、
今の自分に必要のない映像は写らないし、
必要のない音は聞こえないし、
そうやって選別して、脳が壊れないようにしてる。つくづくすごいなって思います。

確かに、脳が壊れないようにしているっての、あるかもしれませんね
忘れる、っていうのもそういうことなんでしょうし
生存に関する遺伝的プログラムとも言えるのか
深いです

ま、言わんとしたいのは
『情報が多すぎる』
っていうグチの反面なんですけどね(笑)

じんさんのぶらぶらする場所、私に似ているなぁ。
本屋はいるだけで楽しくなるよね。
アウトドア用品も見ているだけでワクワクする。
ま、私の場合、「ホームセンター」が「ソーイングショップ」か「画材屋」か「文房具屋」になるわけですが(^^ゞ

昨日の夜、歯磨きをしながら
「現状に満足する」=幸せ、であるのに、なんで人間は「もっと~したい」「~なりたい」と思うのかな~、などとポケーッと考えていました。
相反する状態が共存するというのは何故なんだろうと。

欲を持つのは現状に不満があるからではないか?
でも、現状に満足していて「この状態がいつまでも続いてくれ」と思うのは何故なんだろうか、矛盾するのではないか?____などなどなどと。


うーん、じんさん記事を読んでいてちょっと解が見えてきた気がします。

>mayuさん
ああっ!文房具屋さん、ウッカリもれです。ココもたまらないですね。
ステーショナリーショップ。
mayuさんは創作系、いわゆるクリエイター派な感じがひしひしと伝わるね
東急ハンズとかより小さな工房屋さんとかで、店主とコアな話とかしてそうなイメージ

幸せについての考察もなかなかするどいですね
ヒントは脳のカラクリにあるみたいね
遭難してて不幸せという環境でも、雨宿りとか温かいものとかふとした幸せも感じられたり
脳の中はすべて同時進行のようですな
それと常に好奇心や向上心が生まれるのは、現状への不満というより
より大きな刺激を求める遺伝的なプログラムがあるとかないとか
ライオンは空腹時に狩りをするが満腹時には満足しているので狩りをしないのはその辺のプログラム的な部分
まあ、ヒトという動物として生き抜くための知恵や能力として備わっているものなのかな
色々な観点で考察できるから一概には言えないんだろうケドね

ああ~深いなぁ
でも、深く考えたり、ダラダラと述べると、結構うっとうしがられるのでこの辺で
兄には「お前と話しするとメンドクサイ」ってよく言われてるので(笑)

>「幸せについての考察」~「一概には言えないんだろうケドね」

あたりについて、何か本を読みました???
最近こういうことに関するナゾがすごーーーーく気になりまして。
近頃の脳ブームに影響されたともいえるんだけどさ(笑)。

ちなみに、私が最近読んで「ムムッ」と思ったのが、黒川伊保子さんの「しあわせ脳 練*習*帖」です。
良かったら今度お貸ししますよ~。

>mayuさん
おはようございます
ハイ、読みました(笑)そのうち、ネタにしようかと思ってました
「幸せの公式」シュテファン・クライン
脳科学、神経科学、神秘学、心理学とかいろいろな角度で幸せのことを説明してます
なんか難しかったけど、脳のカラクリが少し納得できた感じです
mayuさんの読んだ本も面白そうだね
あとで貸して欲しいです
アマゾンでちょっと見たけど、なんか乙女チックな感じ

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